外出先での調乳は、パパやママにとって大きな悩みです。

この記事を見ている方の中にも、

「もっと簡単にミルクを作れればいいのに・・・」

「荷物が多すぎる・・・」

「温度調節がうまくいかない・・・」

と悩んでいるパパやママがたくさんいるでしょう。

そこで今回は、お出かけ時の調乳のポイントや、ミルクづくりの便利グッズを紹介していきます。

お出かけの負担や悩みを軽減し、赤ちゃんと楽しい時間を過ごすためにも、ぜひチェックしてみてください。

お出かけ時の調乳に必要なもの

お出かけ時の調乳には、以下のようなものが必要です。

・ミルク（粉やキューブ）

・哺乳瓶

・お湯

・洗浄グッズ

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

ミルク

調乳には粉ミルクが必要です。

外出先で調乳する場合は、キューブタイプやスティックタイプがあると衛生的ですし、持ち運びにも便利です。

また、近年では缶や紙パックに入った液体ミルクも登場しています。

専用の乳首を取り付ければすぐに授乳ができますので、サッと調乳したいときにおすすめです。

液体ミルクはその他のミルクに比べると割高ですが、状況によってはかなり重宝しますので、いくつかストックしておくと良いでしょう。

最近では災害時用にも液体ミルクをストックしているご家庭も多いようです。

哺乳瓶

哺乳瓶は、使用後に毎回洗ったり、消毒をしたりしなければなりません。

ただ、外出先ではこれらの作業が難しくなりますので、回数分の哺乳瓶を持っていく必要があります。

とはいえ、何本も哺乳瓶を持つとなると、荷物がかなり増えてしまいますよね。

そんなときは、使い捨ての哺乳瓶を持っていくのがおすすめです。

使い捨ての場合、調乳が終わったタイミングで捨てられるため、持ち運びの負担を軽減できます。

お湯

ミルクづくりに欠かせないのが、お湯とお湯冷ましです。

授乳室にポットやウォーターサーバーが置かれているケースもありますが、そうでない場合もあります。

そのため、あらかじめ自宅でお湯を沸かし、保温効果の高い水筒などに入れて持ち運ぶのがおすすめです。

保温効果が切れてしまった場合は、飲食店やカフェなどでお湯をもらいましょう。

洗浄グッズ

哺乳瓶を使いまわす場合や、長時間外出する場合は、哺乳瓶の洗浄と消毒が必要になることもあります。

簡易的な哺乳瓶用ブラシや消毒シートを持っていくことにより、どこでも哺乳瓶の洗浄と消毒が行えるようになります。

近年では、コンパクトサイズの哺乳瓶洗浄セットが販売されていますので、あらかじめ用意しておくのがおすすめです。

外出先での調乳方法

外出先での調乳をスムーズに行うためには、あらかじめやり方や流れを把握しておくことが大切です。

調乳は、一般的に以下の方法で行います。

ステップ1：適温のお湯を用意する

ステップ2：ミルクを入れる

ステップ3：ミルクを振って混ぜる

ステップ4：哺乳瓶の消毒を行う

スティックタイプの粉ミルクを用意しておけば、スムーズに調乳ができます。

また、先ほど紹介した使い捨ての哺乳瓶を持っていくという方法もありますので、状況に応じて検討してみてください。

【場所別】ミルクづくりのアイディアを紹介！

外出先での調乳は、自宅での調乳とは勝手が違うため、悩んでしまっている方も多くいるでしょう。

ここからは、場所別のミルクづくりアイディアを紹介していきます。

ちょっとした外出

近所のデパートや公園など、授乳が１回で済むようなちょっとした外出であれば、哺乳瓶にお湯を入れて持ち運び、スティックやキューブタイプのミルクを持っていくことによって、荷物をコンパクトにまとめられます。

出先で湯冷まし用の水を購入できる場合、湯冷まし水筒も必要ありません。

哺乳瓶のお湯が途中で冷めてしまいそうな場合は、哺乳瓶に粉ミルクを入れておき、お湯と湯冷まし用の水を水筒で持っていくのも1つの方法です。

移動中の車内

赤ちゃんと車で移動する場合、赤ちゃんが寝ているときにミルクを作っておくのがおすすめです。

「もうすぐ起きそうだな」というタイミングでミルクを作っておくことによって、すぐに授乳ができるため、スムーズに目的地に向かえます。

ミルクが熱すぎると感じた場合は、外気に当てたり、クーラーに当てたりすることによって温度を下げられます。

商業施設

商業施設には、授乳室が設けられていることが多いです。

ほとんどの場合、お湯が出るポットやウォーターサーバーが設置されていますので、お湯や湯冷まし用の水を持っていく必要はありません。

哺乳瓶とミルクさえあれば、気軽に調乳ができます。

ただし、全ての商業施設に授乳室があるとは限りませんし、ポットやウォーターサーバーなどの設備が整っているとも限りませんので、事前にリサーチをしておくのがおすすめです。

お出かけ時の調乳で役立つ便利グッズ5選

お出かけ時の調乳をスムーズに行うためには、便利グッズを活用するのがおすすめです。

中でもおすすめなのは、以下5つのグッズです。

・マザーズバッグ

・哺乳瓶ウォーマー

・魔法瓶

・消毒シート

・粉ミルクケース

・ウェットティッシュ

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

マザーズバッグ

マザーズバッグとは、ママやパパに向けて作られた大容量かつ高機能のバッグです。

一般的なバッグよりも軽量化されていることが多いため、持ち運びの負担も軽減できます。

調乳や授乳に必要なグッズを収納しておけるだけでなく、おむつやタオルなども収納できるため、荷物を1つにまとめておきたい方にもおすすめです。

また、こちらの記事もぜひご参考にされてみてください。→マザーズバッグの選び方は？サイズや素材とバッグに入れておきたいもの

哺乳瓶ウォーマー

保温効果に優れた水筒にお湯を入れて持ち運ぶ場合でも、時間の経過とともに少しずつ冷めてしまいます。

そんなときに便利なのが、哺乳瓶ウォーマーです。

近年では、USBで充電できるタイプもありますので、寒い季節の外出も安心です。

魔法瓶

保温効果に優れた魔法瓶は、赤ちゃんとの外出で必須となるグッズです。

軽量かつ保温効果に優れた魔法瓶を選ぶことによって、長時間温度をキープしやすくなります。

赤ちゃん専用の「ミルク調乳用魔法瓶」も販売されていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

消毒シート

消毒シートは、哺乳瓶の簡易消毒に役立ちます。

外出時間が長くなる場合や、調乳回数が増えることが予想される場合はかなり重宝しますので、バッグに入れて持ち運ぶのがおすすめです。

粉ミルクケース

外出先で粉ミルクを使う場合、専用の粉ミルクケースを用意しておきましょう。

そうすることにより、ミルクの量をしっかりと測れるようになるため、経済的にもメリットがあります。

外出時に使えるコンパクトなミルクケースも出ていますので、自宅用と外出用で分けてみるのもおすすめです。

ウェットティッシュ

ウェットティッシュは、ミルクを飲んだ後に赤ちゃんの口周りを拭いたり、吐き戻しの汚れを拭いたりといった場面で役立ちます。

その他、哺乳瓶の汚れも拭き取れますので、常備しておいて損はありません。

パパやママの手が汚れてしまったときもサッと拭けますので、外出をするときはぜひ用意してみてください。

また、【はじめての出産準備リスト】入退院時と赤ちゃんとの生活で必要なもの、についてはこちらをぜひご参考にされてくださいね。

まとめ

外出先での調乳は、思っているよりも大変です。

小さな赤ちゃんがお腹が空いて泣き始めた時には、ママやパパはさらに焦ってしまうかもしれません。

しかし、ちょっとした工夫をすることによって、スムーズに調乳と授乳ができるようになります。

赤ちゃんと外出をする機会が多い方や、調乳の負担を軽減したい方は、今回紹介したことを参考にしながら、あらかじめ準備をしておきましょう。

また、赤ちゃんと外出をするときは調乳グッズを含め、荷物がかなり多くなります。

大容量かつ軽量化されたマザーズバッグを持っていくことにより、赤ちゃんの荷物をまとめて収納しておけるようになるため、移動の負担を軽減しやすいです。

アイリアムでは、マザーズバッグをはじめとする様々なハンドバッグを取り扱っていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。