はじめてマザーズバッグを選ぶ場合、リュックにするべきなのかそれ以外のバッグにするべきなのかを迷ってしまいますよね。 

マザーズバッグと言っても、たくさんの種類があるため、どれを選ぶべきなのかが難しいからです。 

そこで今回は、マザーズバッグのリュックと他のどっちを選ぶべきなのかについてお話ししますので、参考にしてみてくださいね。 

マザーズバッグはリュック以外にも種類があるの？ 

マザーズバッグには、リュックタイプはもちろん、トートやショルダー、ボストンバッグなどさまざまなタイプが存在しています。 

リュック 

お子さまと一緒に行動する際に、ママの手がふさがることが多々ありますが、リュックであれば両手が使えるというメリットがあります。 

両手が使えることにより、お子さまの対応がしっかりできるため、マザーズバッグのなかでも人気のタイプです。 

多くのリュックではファスナーで開閉できるため、貴重品なども安心して保管できます。 

また、リュックのデザインによってはパパと共有もしやすいです。 

しかし、リュックは荷物の出し入れがやりにくいのと、抱っこ紐を使う場合に着脱の手間を感じるというデメリットがあります。 

また、フォーマルな場には相応しくないため、ファッションもカジュアルなときに限られるというデメリットが挙げられます。 

トートバッグ 

マザーズバッグのなかでも、もっとも人気なタイプがトートバッグです。 

なぜなら、トートバッグはベビーカーにかけやすく、コンパクトゆえに持ち運びにも便利だからです。 

しかも、トートバッグは中身が見やすいため、必要なものをすぐに取り出せるというメリットがあります。 

リュックの場合ですと、中身がごちゃごちゃになり、必要なものがすぐに見つからない、なんてことがありますが、トートバッグの場合は一目見てどこに何があるのかを理解できます。 

トートタイプのマザーズバッグは大変人気で、多くのデザインで販売されているため、選ぶ楽しさもあります。 

ですが、トートバッグは片方の肩にかけるタイプのため、アクティブに動くようなときには相応しくないこともあり、人によってはずり落ちてきてしまうというデメリットもあります。 

ショルダーバッグ 

ショルダーも、マザーズバッグのなかで人気があります。 

ショルダーバッグは斜め掛けという特徴を活かし、トートバッグのようなずり落ちがありません。 

しかもリュックのように荷物が後ろにならず、常に目から離さずに荷物を持ち運べます。 

ですが、抱っこ紐を使う場合は、ショルダーバッグとの相性が少し悪いためデメリットに感じられるママもいるかもしれません。 

ボストンバッグ 

荷物がたくさん必要な場合は、ボストンバッグという選択肢が考えられます。 

ボストンバッグはマザーズバッグの主流ではありませんが、例えば旅行などでたくさんの荷物が必要な場合に利用されるケースがあります。 

荷物はたくさん入る分、それだけ重量が増えるため、直接持つ場合はママへの負担はかなり大きくなります。 

マザーズバッグはリュックとトートどっちがいいの？ 

もし、マザーズバッグを真剣に選ぶのであれば、リュックとトートの両方を準備しておくと安心です。 

なぜなら、リュックもトートもメリットだけではなくデメリットもあるため、両方を使うことによりお互いのマイナスな部分を解消できるからです。 

トートバッグを使う場合は、ちょっとしたお出かけ時や、抱っこ紐を利用しているときに便利です。 

リュックの場合は、複数のお子さまがいらっしゃるときや遠出をするとき、自転車に乗るときなどに、非常に便利です。 

トートバッグもリュックも両方持っておけば、臨機応変に対応できるため、余裕があればふたつとも準備しておくといいでしょう。 

リュックのメリット 

マザーズバッグはリュックとトートバッグの両方を準備しておくのが理想的ですが、あらためて両方の良し悪しを知っておけば、買って後悔したなんてこともなくなりますよね。 

収納力に優れている 

リュックの最大のメリットは、収納力に優れていることです。 

リュックのサイズが大きくなればなるほど、旅行へ行けるくらいの荷物の量を入れられます。 

お子さまとお出かけ時に、たくさんの荷物を持っていきたい場合にリュックが大いに役立ちます。 

両手が自由に使える 

リュックは背負うため、両手が空き、自由に使いやすいです。 

両手が使えることにより、お子さまをしっかり見られますし、何かあったときにでもすぐに対応できるのがリュックの良さです。

バッグによっては片方がふさがってしまい、不自由さを感じてしまうかもしれませんが、リュックの場合はそれがありません。 

リュックのデメリット

荷物の出し入れがしづらい 

リュックの最大のデメリットは、荷物の出し入れがしづらいところですよね。 

リュックを背負っている際に荷物の取り出しが必要になると、いったんリュックをおろさないといけません。 

両手が使えるので便利ではありますが、毎回背負ってはおろして、中身を見て取り出すというのがかなり面倒に感じられます。 

夏は暑い 

夏になると、外にいるだけで大量の汗が吹きだしてきます。 

当然、リュックを背負っていると背中がかなり蒸れてしまうため、余計に暑さを感じてしまいますよね。 

背中が汗でべたつくのは、とても気持ちがわるいものです。 

冬はそこまで気にならないかもしれませんが、夏になるとリュックを背負うのが嫌になってしまいます。 

トートバッグのメリット 

トートバッグは、リュックにはないメリットやデメリットがあります。 

荷物の出し入れがしやすい 

トートバッグの最大のメリットは、荷物の出し入れがしやすいことです。 

リュックのようにおろす必要はなく、肩にかけたまま中身を確認できますし、そのまま取り出しも可能です。 

お子さまと一緒におでかけする際に、ティッシュやタオル、飲み物など、すぐに取り出したいものがどこかのタイミングでやってきます。 

トートバッグは、中身が見やすいため、外出先でもすぐに必要なものを出し入れできます。 

邪魔になりにくい 

リュックの場合、公共交通機関など人が多い場所で背負っていると、場所を取りすぎるためぶつからないように、まわりに気を遣ってしまいます。 

ですが、トートバッグの場合はコンパクトゆえに、人が多い場所で利用してもまったく問題ありません。 

人が多い場所でも、お子さまに何かあればトートバッグから荷物を取り出せますし、即座の対処も可能です。 

トートバッグのデメリット 

片方の肩が疲れる 

トートバッグのデメリットは、片方の肩が疲れることです。 

なぜなら、トートバッグは手で持ち続けるか、片方の肩にかけるしか方法がないからです。 

とくに重たい荷物になると、肩への負担が高くなってしまいます。 

重たい荷物の場合は、こまめにトートバッグをかける肩を入れ替えると、しんどさは軽減されます。 

片手がふさがれる 

トートバッグは肩にかけることで、片手がふさがってしまうというデメリットがあります。 

なぜなら、トートバッグを安定させるために、片方の手でバッグを支えるケースが多いからです。 

ですが、ずっとトートバッグを支えないといけないわけではないため、かならずしもデメリットになるとは言えません。 

まとめ 

マザーズバッグをはじめて購入する場合、リュックにするべきかトートバッグにするべきか、どっちがいいのかを迷ってしまうものです。 

とくにお子さまとの外出時には、荷物量のことや安全面のことを考えてしまうため、余計に難しく感じられますよね。 

ですが、シーンによってどっちがいいのかが変わってくるため、リュックとトートバッグの両方を持っておくと安心ではないでしょうか。

また、マザーズバッグの選び方についてはこちらの記事もぜひ参考にしてみてくださいね。→マザーズバッグの選び方は？サイズや素材とバッグに入れておきたいもの