ママのお受験バッグの選び方は?知っておくべきマナーや4つのNG例

これから、お子さまのお受験を控えているママは多いのではないでしょうか。 

しかし、お受験はお子さまだけではなく、ママ本人もマナーを知っているのか知らないのかで受験の行方が大きく変わってきてしまうものです。 

とくにバッグに関していえば、お受験向けのバッグというものがあるため、事前に知っておくと安心ですね。 

ママのお受験バッグにマナーはあるの? 

お受験の主役はお子さまですが、一緒に行動するママも主役という意識をもって行動しなければなりません。 

なぜなら、ママの服装や行動によって、お子さまの将来が大きく影響されてしまう可能性があるからです。 

とくに、バッグ選びはとても重要です。 

お受験バッグは、普段仕事やプライベートで使っているようなものの中から、無地のシンプルなものであればいいかな、とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、それは大きな間違いです。 

お受験バッグはフォーマルの一択、ということを知っておいてくださいね。 

これはお受験だけではなく、入学式や卒業式でもママのバッグはフォーマルなものを選ぶということが重要です。 

ママのお受験バッグの選び方は? 

ママのお受験バッグはフォーマル一択ではありますが、どのような基準で選ぶべきなのかは難しいところですよね。 

シンプルが基本 

ママのお受験バッグは、シンプルなデザインのものを選ぶのがマナーとされています。 

なぜならお子さまがお受験のメインですし、ママが見栄を張って派手なバッグを選んで悪目立ちしても良いことがないからです。 

もちろん、受験される学校の厳しさの度合いにも大きくよりますが、原則、柄の入っているバッグや、過度な装飾が施されたバッグを選ぶのは辞めておきましょう。 

ふたつ持ちが基本 

多くのママは、お受験のためにハンドバッグとサブバッグの両方を持っていくケースが多いです。 

ひとつのバッグだけですと、必要なものが入りきらないことがあるからです。

意外に、お受験当日意外にも、説明会や学校見学などの行事には必要な荷物が多いものです。 

仮にハンドバッグとサブバッグのお受験バッグを持っていったとしても、面接時には待ち合い室などにサブバッグを置いておき、メインのハンドバックだけを持っていけば問題ありません。 

自立できるお受験バッグ 

お受験バッグとひとくちに言っても、たくさんの種類がありますが、そのなかでもバッグを地面に置いて自立できるタイプのものを選ぶと理想的です。 

なぜなら、お受験ではママのバッグを地面に置く、というケースも想定しておかなければならないからです。 

バッグを置いて倒れてしまうと、中身が飛びだして恥をかいてしまうかもしれません。 

ですから、バッグを地面に置いても倒れてこないようなものを選びましょう。 

サイズ感を意識する 

ママのお受験バッグのサイズは、大きすぎず小さすぎないくらいを選ぶべきです。 

とくに大きすぎるバッグですと、お受験なのに野暮ったい印象になってしまうため、場違いにならないよう気を付けましょう。 

フォーマル用のバッグでしたら、割とちょうど良いサイズのものがたくさん販売されています。 

できるだけ上品な素材を選ぶ 

お受験用のバッグは派手な装飾や柄の入ったものはおすすめしませんが、とはいえ、あまりにも地味すぎると、悪い意味での印象を持たれてしまう可能性があります。 

でしたら、フォーマル用のレザーバッグであれば高級感がありますし、ママに上品さがプラスされます。 

ただし、エナメルや型押しのバッグはかえって目立つため、あくまでシンプルなバッグを選びましょう。 

ママのお受験バッグで選んではいけないNG例は? 

ママのお受験バッグはフォーマルがマナーとされていますが、改めてNG例まで知っておくと、失敗のないお受験バッグが選べます。 

斜め掛けのバッグ 

意外かもしれませんが、斜め掛けのショルダーバッグは、お受験用には適していません。 

斜め掛けのショルダーバッグは、どちらかといえばカジュアル要素が強いため、フォーマルの場にはふさわしくないとされています。 

楽さを考えると斜め掛けのショルダーバッグを選びがちですが、必ず通常の手持ちタイプのお受験バッグを選ぶようにしましょう。 

カジュアル向けのバッグ 

お受験バッグはフォーマルを選ぶのがマナーですから、カジュアル向きのバッグはおすすめできません。 

とくに、普段使いしているバッグでも、見た目によってはお受験の場所にふさわしくない可能性があります。 

最近流行りのエコバッグや、お子さまが好きなキャラクターバッグなども持っていきたい気持ちはあるかもしれませんが、お受験の場所には合いません。 

光沢やラメの入ったバッグ 

まわりをまったく意識せず、誰よりも目立ちたいという気持ちだけの考えですと、ママのバッグは光沢やラメの入ったものを選んでしまうかもしれません。 

しかし、多くのママが黒や紺色のフォーマルバッグを持っているのに、自分だけ光沢やラメ入りのバッグを持っていると、かなり恥ずかしい思いをします。 

あからさまなブランドバッグ 

ママによっては、高価なブランドバッグを持っているケースは非常に多いです。 

とくに黒や紺色のブランドバッグであれば、フォーマルの場所でも問題ないと考えてしまいがちですが、お受験の場所では控えるべきです。 

ただし、ブランドそのものに問題があるわけではありません。 

問題なのは、ロゴが大きかったり、たくさん見えたりするブランドバッグです。 

目立って良く見せたいという気持ちは分かりますが、お受験ではおとなしいフォーマルなバッグを選ばれることをおすすめします。 

例えば、エルメスのケリーバッグなど、フォーマルバッグにも使われる型もありますので、そのようなバッグを持っていっても問題ないかどうかについては、学校のカラーによってかなり差があるため、事前にその学校に通われている先輩ママに聞いておけると心配ありませんね。 

ママのハンドバッグとサブバッグはどう選ぶべき? 

ハンドバッグもサブバッグもフォーマルを選ぶ、というのは合っていますが、それ以外に見るべきところがあります。 

ハンドバッグ 

ハンドバッグの色は黒か紺色のどちらかで、白やベージュ系は選択肢から外します。 

素材はレザーで、高級感をだしつつも派手にならないデザインのバッグが理想的です。

できれば、本革のほうがふさわしいと思いますが、一連のお受験日程の中で天候の悪い日もあるかと思います。心配であれば、合皮も検討してください。 

そして、ブランドのロゴが入っているバッグには要注意です。 

あまりにも目立つブランドロゴのバッグは、お受験にふさわしくありません。 

サブバッグ 

サブバッグは、各種書類やお子さまの着替えなどを入れるために使うので、軽くて機能性に優れたものを選ぶべきです。 

基本的にサブバッグは、待合室などに置けるため、レザーではなくナイロン系でも構いません。 

ただし、あくまでお受験のためのサブバッグですから、フォーマル感を忘れないようにしましょう。 

ママのお受験バッグには何を入れていくべき? 

お受験はそう何度も経験するものではないため、ママによっては何をバッグに入れていけばいいのかで迷われてしまうものです。 

なにかひとつでも忘れてしまうと気持ち的にしんどくなるため、できるだけ余裕をもって準備しておきましょう。 

ハンドバッグには、ママが必要な携帯電話やお財布、ICカード、メイク用品(リップやコンパクトなど)、ハンカチなど、普段外出するときと同じようなものを入れておくといいでしょう。 

サブバッグはお子さまのものを中心に、着替えやスリッパ、筆記用具、ファイル、飲み物などがあれば安心です。 

また悪天候が予想される場合は、レインコートや折り畳み傘、ミニタオル、ビニール袋などがあると便利です。 

とはいえ、お受験によって持ち物は異なるため、事前に調べておくとことは必須です。 

まとめ 

お子さまのお受験は、一大イベントですし、人生が決まるきっかけになりうるため、とても重要なことです。 

お受験の主役はお子さまではありますが、付き添うママも服装やバッグ、行動、発言などを十分に気を付けないと、受験結果に影響してしまうかもしれません。 

とくにバッグについては、事前に調べておけば、フォーマルを意識することが大切と分かるため、本番で失敗や後悔をしないためにも、できる対策から進めていきましょう。

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